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← 記事一覧 · 攻略 · 2026/05/24

【モンスターグランプリ シーズン9 環境振り返り】3976試合のデータが示す三つ巴の構造

モンスターグランプリ シーズン9が終わって約1ヶ月。少し時間が経ったところで、なかモンDBのモンスターグランプリ戦績ログに集まったデータをもとに、今期の環境を振り返ってみます。

  • 「グレイナルがとにかく多かったけど、結局なぜ強かったの?」
  • 「壁はギガンテスとデスタムーアどっちがよかったの?」
  • 「ギガンテス+ダブルドラゴン(闇竜バルボロス、グレイナル)が強いって聞いたけど、何に対して強かったの?」

この記事ではモンスターグランプリ シーズン9(2026/4/21(火)15:00〜2026/4/26(日)14:59)の実データ(計3976試合)をもとに、環境を振り返る三つ巴の構造 → 各群の強みと弱点 → 次回グランプリへの参考 の順に整理します。

なお、ステータスはすべて極・いっぴきおおかみのものを使用しています。実際の個体は性格によって数値が変わる点はご了承ください。

環境の全体像

まず、モンスター単体の出現率から見てみましょう。以下は期間全体(3976試合)のデータです。当時の環境推移の詳細はなかモンDBのグランプリ傾向ページから振り返ることができます。

モンスター 出現率
グレイナル 53.9%
ギガンテス 44.3%
スライムジェネラル 44.2%
キラーパンサー 39.5%
デスタムーア 34.1%
アームライオン 27.9%
オーシャンボーン 23.2%
闇竜バルボロス 23.1%
りゅうおう 22.6%
シルバーデビル 17.5%

グレイナルが2体に1体以上(53.9%)の割合で出現しており、突出したプレゼンスを持っています。ギガンテスとスライムジェネラルも40%台と非常に高く、この3体はほぼどのパーティにも絡んでいます。

次に、2体ペアの出現率上位を見てみましょう。2体の組み合わせ詳細はペア傾向ページから確認できます。

2体ペア 出現率
ギガンテス / グレイナル 32.1%
デスタムーア / アームライオン 23.1%
デスタムーア / スライムジェネラル 23.0%
グレイナル / キラーパンサー 21.0%
グレイナル / スライムジェネラル 16.7%
スライムジェネラル / アームライオン 16.6%
ギガンテス / スライムジェネラル 16.0%
グレイナル / 闇竜バルボロス 15.7%
キラーパンサー / シルバーデビル 15.5%
ギガンテス / 闇竜バルボロス 15.3%

ギガンテス / グレイナルのペアがダントツの32.1%で、いかにこの2体が一緒に使われているかがわかります。またデスタムーア軸のペアが2位・3位に並ぶ一方、グレイナル / キラーパンサーのように壁なしのペアも上位に入っており、後述の「4攻」構成の核になっています。

4体構成の詳細は構成傾向ページから確認できます。

A群:高速型グレイナル軸

代表パーティ

6日間の累計出現数でトップに立つのがこの群です。

グレイナル / りゅうおう / キラーパンサー / シルバーデビル(累計163回)

ギガンテス / グレイナル / キラーパンサー / シルバーデビル(累計150回)

最新日(4月26日)の1位もギガンテス版(41回、シェア5.0%)です。

壁あり型と4攻型

A群にはパーティの設計思想が2種類あります。

ひとつは壁あり型で、ギガンテスを壁として入れることで後続のアタッカーを守る構成です。もうひとつが4攻型で、壁を入れずに全員を高速アタッカーで固め、相手が動く前に4体連続で攻撃を叩き込む構成です。グレイナル / りゅうおう / キラーパンサー / シルバーデビルはその典型で、壁を入れない分だけ先制火力に全振りしています。

また少数ながらガチャコッコ(出現率7.5%)を絡めた構成も存在します。ガチャコッコは「いきなりピオリム」(開幕時にすばやさ20%UP)を持ち、素早さをやや犠牲にして火力に振ったモンスターでも先制を取れるようになる変則型です。

各モンスターの役割

モンスター 素早(極いっぴきおおかみ) 主な役割
キラーパンサー 745 ジバリア斬体・大地の一撃 → ランドインパクト継承
グレイナル 657 メラ(こうねつのガス継承)またはイオ(セイント・ひかほの持ちに雷光バズーカ継承)ブレス
りゅうおう 642 黒の魔砲個体 → ドルモーア継承(単体全体ドルマ染め)
シルバーデビル 633 デイン・イオ呪文

この群の核となるのがキラーパンサーです。素早さ745は環境で最速クラスで、ジバリア弱点を持つC群のダブルドラゴン(グレイナル:ジバリア-25%、闇竜バルボロス:ジバリア-25%)やギガンテス(ジバリア-25%)に対し、大地の一撃にランドインパクトを継承させることで大きなダメージを与えられます。

グレイナルはスキル分岐によって2タイプあります。火球バズーカ個体にこうねつのガスを継承したメラグレイナルと、ひかりのほのお・セイントインパクト個体に雷光バズーカを継承したイオグレイナルです。

弱点

B群のデスタムーアは耐・体技と耐・けもの系スロットを育てることでキラーパンサーの攻撃を受けやすくなり、いきなりスカラを持つスライムジェネラルも加わることで、A群の体技攻撃が通りにくくなります。「受けきれる」と判断した相手にとっては、落とされる前に落とすA群の設計が裏目になります。

B群:耐久受け型デスタムーア軸

代表パーティ

デスタムーア / スライムジェネラル / アームライオン / オーシャンボーン(累計128回)

デスタムーア / キラーパンサー / スライムジェネラル / アームライオン(累計109回)

なぜ強いのか:壁で受けてから叩き返す

この群のステータスを見ると、守備とHPで頭一つ抜けています(すべて極・いっぴきおおかみ)。

モンスター HP 守備 素早
デスタムーア 1586 818 183
スライムジェネラル 1523 552 347
アームライオン 1263 585 419
オーシャンボーン 1351 632 421

デスタムーアはHP1586・守備818と環境最高クラスの耐久を誇り、壁として単体攻撃を引き受けながらパーティ全体を守ります。耐・体技と耐・けもの系スロットを育てることで、A群のキラーパンサーへの耐性がさらに高まります。

スライムジェネラル(通称:スラジェネ)は「いきなりスカラ」(開幕守備2段階UP)を持っており、これがキラーパンサーの体技攻撃に強い重要な理由のひとつです。さらにフローズンウィップを継承することで、ヒャド弱点を持つA群のキラーパンサー(ヒャド-25%)やシルバーデビル(ヒャド-50%)を全体攻撃で一掃できます。

アームライオン(通称:ライオン)は「いきなりおおあばれ」(開幕ランダム4回体技攻撃)を持ちます。もともとHPが低いA群のモンスターを開幕から削り、相手が動く前に落とすことを可能にします。

弱点

素早さが全員低め(183〜421)で先手を取られやすい構造です。最大の弱点は、A群対策でヒャド耐性を積む余裕がないデスタムーア(ヒャド-50%)に対して、C群の闇竜バルボロスのヒャドブレスが高ダメージになりやすい点です。

C群:重火力型ギガンテス+ダブルドラゴン

代表パーティ

ギガンテス / グレイナル / スライムジェネラル / 闇竜バルボロス(累計152回)

ギガンテス / グレイナル / 闇竜バルボロス / オーシャンボーン(累計67回)

なぜ強いのか:ヒャド耐性を持ちながらヒャドで攻める

この群の強みは耐性と火力の噛み合いにあります。

モンスター HP ヒャド耐性 主な攻撃
闇竜バルボロス 1181 +50% 氷塊バズーカ(ヒャドブレス)→ あまいいき継承
グレイナル 1100 +50% メラまたはイオブレス
ギガンテス 1475 +50% 雷光バズーカ・こうねつのガス継承なども

バルボロス(通称:バルボ)の最大の強みは圧倒的なヒャドブレス攻撃力です。B群がA群対策でヒャド耐性を積まない傾向があるため、デスタムーア(ヒャド-50%)に対して大ダメージを与えられます。またあまいいき(全体ねむり技)を継承することで、眠り成功後に全体を一掃するルートも取れます。

ギガンテスは壁として機能しながら、同じく壁であるデスタムーアより高い出現率(44.3% vs 34.1%)を誇ります。ヒャド耐性+50%を持つためバルボのヒャド運用とも噛み合い、壁でありながら低くない攻撃力で雷光バズーカやこうねつのガス継承なども組み合わせ、一定ダメージを与えていきます。

グレイナルも同様にヒャド+50%の耐性を持ちます。イオグレイナルであればアームライオン(イオ-25%)やスライムジェネラル(イオ-25%)にも強く出られます。

弱点

A群のキラーパンサーのジバリア攻撃(大地の一撃→ランドインパクト継承)が、この群の核に刺さります。グレイナル・闇竜バルボロス・ギガンテスのいずれもジバリア-25%の弱点を持ちます。ただしC群がAに対してそのまま当たるケースは少なく、対面をコントロールできるかが現実の勝率を左右します。

三つ巴の勝ち負け関係

ここまでのデータをまとめると、以下の関係が見えてきます。

対戦 有利な群 主な理由
A群 vs B群 B群有利 デスタムーアの壁+スラジェネのいきなりスカラで体技を受ける
B群 vs C群 C群有利 バルボのヒャドブレスがヒャド耐性を積まないデスタムーアに刺さる
C群 vs A群 A群有利 キラーパンサーのジバリアがC群全員の弱点をつく

この関係がA群(高速)→ B群(耐久受け)→ C群(ヒャド重火力)→ A群(高速)…という三つ巴を形成しています。

三つ巴の構造図:A群(高速型)→B群(耐久受け型)→C群(重火力型)→A群の関係

ただしこれはあくまで傾向であり、継承玉の育成度・パーティの具体的な4体構成・対面設定によって結果は大きく変わります。

派生パーティと注意すべき構成

B群にキラーパンサーを混ぜた型

デスタムーア / キラーパンサー / スライムジェネラル / アームライオン(累計109回)

B群の弱点だった「素早さの低さ」を補いつつ、キラーパンサーをギラアタッカーとして使う構成です。クリムゾンバード個体にヒートインフェルノ(ギラ全体体技)を継承することで、A群のギラ弱点であるキラーパンサー(ギラ-50%)やシルバーデビル(ギラ-25%)を一掃する狙いがあります。

電光石火持ちを活かした型

デスタムーア / キラーパンサー / アームライオン / デスピサロ(累計48回)

デスピサロは「電光石火」(ターン開始時に最初に動くいきなりスキル)を持ちます。素早さ467と決して速くはありませんが、電光石火によって高速のA群のさらに上を取れるのが最大の特徴です。なおオーシャンボーンも同様に「電光石火」を持っており、B群の4枠目の選択肢として並べて検討できます。

ガチャコッコ入りの変則型

ガチャコッコ(出現率7.5%)の「いきなりピオリム」で全体の素早さを開幕から引き上げ、素早さより火力に寄せたモンスターでも先制を取れるようにする構成です。キラーパンサー・アームライオンなどと組み合わせることで、通常より速い行動順を確保しながら大ダメージを狙えます。

まとめ

代表構成 強み 弱み
A群(高速型) グレイナル・キラーパンサー・りゅうおう・シルバーデビル 先制ジバリア・全体ドルマで落とされる前に落とす B群の壁とスラジェネのスカラで受けられやすい
B群(耐久受け型) デスタムーア・スライムジェネラル・アームライオン 高HP・高守備・開幕スカラ・いきなりおおあばれ ヒャド耐性が薄く、バルボのブレスが通る
C群(重火力型) ギガンテス・グレイナル・闇竜バルボロス ヒャド耐性を持ちながらヒャドでB群を崩す 全員ジバリア弱点でキラーパンサーに刺さる

今期のポイントをまとめると以下の通りです。

  • グレイナルは出現率53.9%で最頻出。どの群でも採用される汎用性の高い枠
  • 三つ巴の構造を理解して、自分が当たりやすいパーティ群を予測することが重要
  • 継承玉の選び方(ランドインパクト・フローズンウィップ・あまいいきなど)が有利不利を大きく左右する
  • グランプリは日々の育成の積み重ねが肝心。次回グランプリに向けて、今回の環境を参考に早めに動いておこう

今回の環境を参考に、なかモンDBの継承玉一覧で次回に向けた育成優先度を確認してみてください。シーズン9の環境全体はグランプリ傾向ページからも振り返ることができます。

この記事が参考になったり、「自分はこう使ってる」「こんな機能があったらうれしい」などあれば、気軽にコメントしてもらえると嬉しいです。引き続きなかモンDBをよろしくお願いします!

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